ネット法律家のあまぎです。 生活保護をうけるにあたり、家賃として支給されるお金のことを「住宅扶助」といいます。 住宅扶助は住んでいる場所と世帯数によって支給される金額に違いがあり、 例えば、東京で単身世帯の場合であればひと月あたり53,700円になっています。 参考:「全国の住宅扶助基準額」
もしも「家賃が住宅扶助の金額よりも高い場合はどうなるのか?」 結論から申し上げますと「引っ越しをしないでそのまま住み続ける事ができます」。 実際に同じようなケースで住んでいる方もいらっしゃいます。 ただし、家賃が高い場合でも支給される金額は変わらないため、 その分、食費などを切り詰めないといけなくなるので注意が必要です。 また役所から家賃の安い所に住むようにすすめられる可能性もあります。 ですが今いる場所にどうして住みたい場合は原則住み続ける事ができ、 役所が引っ越す事を条件に支給しない決定をするような事はできません。 http://kobekoubora.life.coocan.jp/juutakufujokijungaku.html

*住宅扶助として支給される金額として家賃以外に、
「敷金、礼金、契約更新料や住居維持費など」があります。
敷金や礼金は「一時扶助金」として家賃とは別に受け取ることができます。
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